生存権との絡みでね。
働けない、世の中の役に立たない人は死ねばいい、みたいな態度をよく見かける。金持ちの高額納税者みたいな人たちのなかにはね。
そんなやつらはわかっていない。それを現実のものとするには基準を作らなくてはならないことを。
たとえば、「足が不自由な人間は、普通の人ができることができない、よって死刑とする」などと。
そのような世の中では何が起こるか。
お金もちが事故で足を不自由としました。規定ですので死刑です。かわいそうですね。でも法治国家なので決まりは決まりです。
こうなる。
お金持ちは、まだこう主張するでしょう。「金ならあるんだ。あいつらとは違うんだ私は。それで国に金を払って役に立つから。」
ということで、命を金で買う、ということを法に明記した自由狼藉の金銭支配世界が現前する。
もし今現在がそのような世界なら。大金持ちにとって目障りな人間は、金の力によって殺されている。そのような例が多数見当たるだろう。そうなっていないのはひとえに、国家統治における警察力のおかげである。そのような罪を犯した者を絶対に許さず必ずや事実を明らかにし法の下に裁きを受けさせる、という崇高な使命のもと日々職務に従事されている警察の方々に敬礼。ということになる。
あっちの国じゃ、賄賂でガタガタらしいからね。恐ろしいことである。
ということで、あなたも奴らの戯言を鼻で笑い、金に支配される世の中など絶対にダメだ、こんな簡単な理屈も見えない者に大金をもたらすような社会にならないように微力ながら頑張ろう。と真顔で心の底から思えるようになることを祈っています。